本&般若が好きな自分からしたら、今回の自伝が発表された時は最高にテンションが上がりました。
夢に向かってひたすら努力し続け、次々と壁を乗り越えてきた般若。
般若の今までが全て詰まっている自伝でした。
-記事index-
あらすじ
自分の人生を生きるには、現実の胸ぐらをつかむしかなかった。
いじめられっ子だった少年は、激しい喜怒哀楽を内に秘めていた。
やがて日本語ラップと出会った彼は、「般若」と名乗り、1990年代後半からアンダーグランドシーンで活動を開始する。
所構わず狂ったようにラップする彼を、人は「一番鬼」と呼ぶようになった。
ステージの上で独特すぎる輝きを放つようになった般若。
だが、人知れず悩んでもいた。
ラップで飯が食えるようになるにはどうすればいいのか?ヒップホップがジャンルとして成熟する前の混沌とした時代、彼は敵も味方も巻き込む熱量でラップし続けた。
それしかできなかった。
そうやって人生を切り拓いた。-本書引用-
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般若のすべてが書かれている
本書の内容は、般若の今までが全て書かれています。
般若の生い立ちから現在に至るまで。
今ではヒップホップを聴くうえで、般若を知らない者はいないと思います。
そんな般若にも苦労がありました。
人間関係、お金、ラッパーとしての自分。
そんな壁を一つ一つ乗り越えていく話が鮮明に書かれています。
こんな人におすすめ
長年の活躍の裏には、間違いなく努力がある。
才能がある奴にはこれまで何人も会ってきた。
でも俺には、「努力し続ける才能」を持っている奴が一番すごいと思う。
-本書引用-
般若は決して才能があるラッパーでは無いと思います。
ただし、努力し続けることで夢の舞台「武道館」での公演を達成することが出来ました。
本書を読むことで、諦めないで続けること、努力し続けることの大切さを教えてくれます。
常に努力しながら、自分をアップデートしていく。
そんな姿勢を学ばせてくれます。
夢に向かって努力している時
また、心が折れて挫けそうな時
そんな時に読むと、大きな勇気を与えてくれる本書でした。
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