【悪夢のエレベーター】(著・木下半太)

先日読んだ木下半太作品に引き続き、今回は悪夢シリーズの第一弾「悪夢のエレベーター」を読みました。

悪夢シリーズは現在、10作品も出ており、人気のシリーズでもあります。

悪夢シリーズは、最後の最後まで展開の読めない作品であり、木下ワールドが全開です。

あらすじ

後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレベーターにヤクザ、オカマ、自殺願望の女と閉じ込められていた。

浮気相手の部屋から出てきたばかりなのに大ピンチ!?

しかも、三人には犯罪歴があることまで発覚。

精神的にも追い詰められた密室で、ついに事件が起こる。

意外な黒幕は誰だ?

笑いと恐怖に満ちた傑作コメディサスペンス。

-本書引用-



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一言一句見逃すな

本書の内容は、エレベーターに閉じ込められた4人にさまざまな問題が迫ってきます。

そこには誰かの思惑が働いているのか

はたまた偶然起きたことなのか

一人では起こりえない、ひとりひとりの考えがあるからこそ、さまざまな交錯が発生し「悪夢」の一日となってしまいます。

話も後半になってくると、登場人物の会話・動作・行動の伏線が繋がってきて、最後のクライマックスに近づいていきます。

何気ない一文にも後々話が繋がってくるため、見逃すことなく読み進めることをおススメします。

奈落のエレベーターとして続編あり

三人の更なる行方が「奈落のエレベーター」として続編が出ています。

最終的に三人はどうなってしまったのか?
その後が描かれています。

完全な続編として描かれれいる為、悪夢→奈落の順で見たほうが良いです。
悪夢に続き奈落でさらに木下作品に引き込まれてしまい、イッキに読んでしまいます。




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名前:リーマン_ちぇるしー 職業_製造業 本ブログでは①製造業に関すること、②読書、③日本酒に関する情報を発信しています。