【罪の轍】純粋な犯罪ミステリ

今回はおすすめの小説を調べて辿りついた、【罪の轍】を読みました。

帯の紹介では犯罪ミステリの最高峰と言われている作品であり、過去起きた事件をモチーフにした作品になっています。

あらすじ

昭和三十八年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。

東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。

一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子供たちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつける―。

オリンピック開催に沸く世間に取り残された孤独な魂の彷徨を、緻密な心理描写と圧倒的なリアリティーで描く傑作ミステリ。

罪の轍 あらすじ

感想&おすすめ度

他のレビューなどを読むと結構高評価な小説ですが、個人的には「めちゃくちゃ面白い!」と言うほどではありませんでした。

ただし、ストーリーに引き込まれるため、最後まで退屈することなく読み切ることが出来、途中からページをめくる手が止まらなくなりました。

追われる側の犯人と、追う側の刑事の視点で描かれた小説であり、話も最後までしっかり描かれている小説でした。

現実を忘れて、世界観に引き込まれ、黙々と本を読みたい人におすすめです。
個人的おすすめ度★★★☆☆(3つ)

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:リーマン_ちぇるしー 職業_製造業 本ブログでは①製造業に関すること、②読書、③日本酒に関する情報を発信しています。